むしろ便秘が悪化する!?ポリフェノールと便秘の関係性とは?

みなさんは、便秘解消に赤ワインが良い、ポリフェノールが良いという話を聞いたことはありませんか?

ポリフェノールといえば体に良いイメージですから、便秘にも効果的なのかも? と思ってしまいますが、実はそんなことはないのです。

「便秘解消のために赤ワインを飲んでいた」
「ポリフェノールが便秘に効くと聞いたことがある」

そのような方も多いのではないかと思います。そこで当記事ではポリフェノール赤ワインの関係性についてご紹介したいと思います。

ポリフェノールは便秘解消に効果的?

便秘 ポリフェノール

ポリフェノールには収斂作用があります

ポリフェノールには、タンパク質を変性させることにより組織や血管を縮める作用=収斂作用があります。腸においては、粘膜のたんぱく質と結合して、保護膜が作られます。すると粘膜への刺激が弱まるため、腸の蠕動運動が弱まります。

かえって便秘が悪化します

ポリフェノールを摂ると、前述の収斂作用によって腸の蠕動運動が弱まります。そのため便の排出が阻害され、便秘が悪化してしまう恐れがあります。

つまり便秘解消のために赤ワインを飲んだりすることは、まったくの逆効果であるということです。

下痢止めにはポリフェノール

ポリフェノールは便秘には効きませんが、下痢を止めるのには一定の効果を上げると言ってよいでしょう。ただし、下痢は有害物質を体外に排出する防衛反応でもあるため、止めればいいというものではありません。

下痢そして便秘に悩まされているときは、医師に相談されることをおすすめいたします。

ポリフェノールは体に吸収されません

余談ですが、ポリフェノールは体に良いとは言えません。ポリフェノールには抗酸化作用があり、それがこの成分が体に良いとされる理由でしたが、しかしポリフェノールは摂取してもほとんど体に吸収されないのです。

健康のために赤ワインを飲む、というのは、ポリフェノールに期待してそうしているのであれば、あまり意味のない行動であると言えるでしょう。

まとめ

以上、ポリフェノールと便秘の関係性についてご紹介いたしました。ポリフェノールは便秘解消をできるどころか、悪化させてしまうものなのです。

また、体に良いと言われてきましたが、その吸収率の低さから、健康増進に寄与することもないというのが、有力な説であります。

便秘解消をしたいなら、食物繊維を摂る、水分を摂る、運動をする、善玉菌を増やすといった様々の努力が必要です。どうしても出ないときには、薬を飲むという方法もあります。

便秘解消のために赤ワイン等を飲むのは逆効果ですので、やめたほうがよいでしょう。

便秘解消サプリも近年では効果があるとされています。